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#SWAX1019C

Album
[LOVE]

伊東ゆかりとグリーンジンジャー

(1971)

Release
2024.06.25

Disc Number
(CD) SWAX-1019C

Price
¥2,700
(without tax)

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収録曲

  1. GREEN GINGER FLYING
  2. MY SWEET LORD
  3. YOUR SONG
  4. FOR ALL WE KNOW
  5. ONE LESS BELL TO ANSWER
  6. AND NOW I KNOW
  7. LOVE
  8. LOVE STORY
  9. CLOSE TO YOU
  10. OUR HOUSE
  11. WHEN OH WHEN
  12. MY WAY
1965年サンレモ音楽祭日本人初入賞歌手 伊東ゆかりとグリーンジンジャー(岡崎広志、伊集加代子、東海林修が参加したコーラス・ユニット)の共演盤[LOVE]がW紙ジャケット仕様で再発売!!

洋楽カヴァーを中心に収録された本作は編曲・指揮東海林修、プロデュースに村井邦彦&川添象郎を迎え制作された70年代ソフト・ロックの金字塔!!

本当に歌のうまい人だと思う。そして時代とともに、色々な表情をみせてくれる。繊細で女性らしく、それでいてしっかりと芯が通っている。女性歌手の理想像が、この伊東ゆかりという歌い手の中にあるのではないかと思ってしまうのだ。そう思うのは筆者だけではないだろう。ミュージシャンやシンガーのなかにも、密かに彼女をリスペクトしている人が多い。例えば竹内まりやも、その一人ではないかと思う。2003年にリリースされたカヴァー集『Longtime Favorites』のなかで、シェリー・フェブレーやナンシー・シナトラにまじり、伊東ゆかりの「恋する瞳(L'Amore Ha I Tuoi Occhi)」を取りあげているのだ。この曲は伊東ゆかりが、65年にイタリアでおこなわれたサンレモ音楽祭に出場し見事に入賞を果たした曲でもある『Longtime Favorites』の音楽監督をした山下達郎によると、アルバムの制作にあたり竹内まりあが一番思い入れの深かったのが、この「恋する瞳」だったという。実際に二人の歌い方はとてもよく似ている。これは竹内まりやのデビュー時から思っていたことなのだが、ブリッジに入る前の感情を高ぶらせる部分で微かに力むところ、ヴィブラートを使わずに巧みに情感を表現していくところ、そして伸びやかな高音域など共通する部分が多いが、なによりも声質そのものが似ているのではと思う。
 (音楽評論家 小川真一)

2024年6月25日発売 SWAX-1019C 税抜価格2,700円

●1971年作品
●解説 小川真一
●デジタル・リマスタリング
●W紙ジャケット(オリジナル帯復刻)仕様

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